売り専

Posted in 未分類 on 5月 12th, 2021 by jlag04

僕がツキイチで通っている美容院の美容師であるマサオくんはゲイである。本人は全然隠していない。
ゲイと言うものの定義にもよるのだが、マサオくんは心は女性である。
「性同一性障害と言うの?でも障害だなんて思ったことはないのよねえ」
妙な例えだが、マサオくんは自分のことを陰茎がある女子だと思っていて、得した気分さえ味わっているそうだ。
そんなマサオくんにカットしてもらいながら、与太話を繰り広げるのは楽しい。何だか、彼が本当は男性であると言うことを忘れてしまいそうだ。
もし、若い頃にマサオくんのようなゲイと出会っていたら自分の人生はどう変わっていただろう?と時々考える。と言うのも、自分はかつてゲイ相手の売り専だったからだ。
遊び過ぎてお金の工面に困っていた頃、あるサラ金業者から売り専を勧められた。借金返済のためにサラ金業者に売られたと言う表現が近いかもしれない。要は男性相手の風俗である。その時の選択が、もう既に首をくくるか男性のチンコを咥えるかの2択であり、後者を選択するしかなかった状況だ。
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陰鬱な気持ちではあったが、それが却ってよかったかもしれない。期待ゼロの気持ちだっただけに予想以上に楽しい仕事だったのだ。威丈高に来る客もおらず、まるで本当の恋人のように僕に接してくれた。僕が女だったら惚れているんじゃないかと思わせる男性も多かった。たぶん、僕にネコの素養があったのだと思う。
こうして、借金を完済して僕は売り専を卒業した。もちろん、嫌なことも多々あったが、それ以上に充実感の方が大きかった。すっかり僕はお客さんたちにゲイとして開発されたようだった。
だが、僕が売り専で糊口を凌いでいた頃に、マサオくんはしっかり勉強をして美容師の道を切り開いた。もし、彼の生き方を若い頃に見倣っていれば売り専に身をやつすこともなかったのだろう。売り専を通じてゲイに開発されたことは後悔していないが、人生の組み立てを誤ったことは今でも後悔している。
まあ、もしそんな頃にマサオくんと知り合っていたら、僕はネコではなくタチに目覚めていたかもしれない、彼の指先を頭皮に感じながらそう思った。
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